月に一度のスクール生のための復習会「Do it !」。
今回のテーマは、問診&カウンセリング。
整体院を開業して5年。(今から8年前くらいかな)
技術セミナーや経営セミナーに通っていた頃の話です。
僕は新規の患者さんに対して、一回4000円だった施術の次回予約を取ることができなかった。
自分の技術に自信がなかったワケでもないし、自分に対応できない症状だったワケでもないのに。
それでも次回の予約日程を決めることができなかった。
『患者さんがリピートしてしまう方法!!』
こんな言葉に踊らさせてしまっていた時期も、”ちゃんと”経験しました。
振り返るといろいろと問題が見つかるけど、その中でも問診とカウンセリング。
この部分の重要性を理解できていませんでした。
カウンセラーでもない僕らに、問診に加えてどうしてカウンセリングが必要なのでしょうか?
【問診時、良くある質問】
「どこが痛い?」「いつから?」
「どんな時に?」
「普段どんな状態でいることが多いのか?」
この質問の答えが、施術・アプローチを選択するために必要な材料になります。
ここで質問が終わってしまったり、、、
ウチの技術はこんな技術を使っていて他のところとは一味違うんです!!
こんなワンマンショーが始まってしまうと、クライアント置いてけぼり、、、
残念ショー。。。となってしまう。
そんなことに興味を持っている患者さんは、、、稀ですね。
それでも、ついついやってしまう治療家セラピストさんは少なくない。
これは伝えないと!!これは話しておかないと!!
そう思えば思うほど、相手が望んでいることが見えなくなってしまう。
ざ、残念!!
クライアント側からすれば、施術を受ける時に興味があることは一つだけ。
「ここに通うと私の身体をどうなるんだろう。」
僕らが聞かないといけないことは、、、
「これから先、どんな身体になりたいですか?」
この問いの答えに対して、これから提案をしていくことが専門家としての役割。
問診&カウンセリングは、方法ではなくハートが問題ですね。
自分の話は、聞いてもらえた時にキチンと答えられるようにしておけばいいよね。